2018年10月1日(月)
こんにちは、東洋医学ライフを提案する橋本市の隠れ家鍼灸院こと蓬庵の和田です。
今日から10月、本年も残すところ3ヶ月になりました。
昨日は台風の日曜日となりました。台風のため多くのイベントが中止となり、街のひとけも少ない日となりました。
和歌山県北部のエリアは幸い大きな被害はなく、少し強い風が吹いた程度でよかったです。前回の台風のことがあったので、しっかりと台風に備えていた方も多かったようです。
そして運動会の予定であったところも多かったようです。延期となり3日の水曜日になったと何人かの親御さんから聞きました。
この運動会の時期は小児はりの患者様の予約が増える傾向にあります。
季節の変わり目で体調を崩しやすいだけでなく、子どもたちにとっては運動会の練習で疲れも極まるようです。
いつもより機嫌が悪い、学校から帰ってきたらゴロゴロして疲れている、チックがひどくなる、風邪がなおらない、などがみられます。
今日も今週末に運動会なのだけど痰のからむ咳がおさまらないということで、小児はりをさせて頂きました。
聴診器で胸の音を聞いてみると肺や気管支の方は問題なさそうでしたのでよかったです。
痰(タン)のことを東洋医学では湿痰といいます。消化吸収にかかわる働きが弱っていたり、水の代謝がわるくなっていることが多いです。
また原因として、脂っこいものや甘いものの食べ過ぎ、お酒の飲み過ぎ、ファーストフードや外食の過多など飲食の乱れがあることが多いです。
とくに子どもの場合はお菓子を食べ過ぎていることが多いです。
まずはお菓子をひかえてみることも大切です。痰や咳だけでなく、鼻炎やアレルギー、その他の炎症症状がでているときもお菓子をひかえることは有効です。
ぜひ試してみてください。その次に余裕があれば普段の食事もみなおしてみてください。
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上等な聴診器ではないので精度はよくはありませんが、鍼灸院でもおいておくと便利なアイテムです。
ぜひ使っていない鍼灸師さんは、とりあえず聴診器を買って音を聞く習慣をつけてみてください。良いものは数万円からしますが、数千円のものでも呼吸時の音を聞くことはできます。良い聴診器は耳とのフィット感もよく音もクリアに聞こえます。
最後まで読んで頂きありがとうございます。