こんにちは(^_^)
東洋医学で健康を考える蓬庵の和田です。
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お知らせ
12月の予定
12月は祝日にかかわらず、月、水、木、金、土曜の施術です。
年末は12月30日まで、新年は1月4日からの予定です。
※カレンダーには、お休み、二十四節気、新月●、満月○を記載しています。
蓬庵通信
季節のお話
「大雪(たいせつ)と冬至(とうじ)」
二十四節気とは太陽の運行を基準にして1年を24等分し、約15日ごとに分けた季節のことで、中国の華北地域の気候が元になっています。
12月7日には大雪、12月21日には冬至をむかえていきます。
大雪をむかえると山間部だけでなく平地でも雪がチラつく日がでてきます。橋本市ではクリスマス頃に初雪となることが多いですが、冬らしい寒い日が多くなってきます。
冬至は知っている方も多いと思いますが、1年の中でもっとも日が短い日とされています。今は16時をすぎると暗くなりはじめ17時には真っ暗になります。
陰陽のバランスでいうともっとも「陰」が強くなります。
コラム「歳を重ねる」
よく患者さんとのお話の中で「以前はこんなことはなかった。」、そんなお話になることがあります。
疲れがとれにくい、体のどこかが慢性的に痛い、体がかたい、よく肩がこる、ぎっくり腰になる、足が冷える、脂っこい食べ物がきつい、血圧が高い、頻尿になった、耳鳴りがする、風邪をひきやすいなど、年齢を重ねるとともに若いときにはなかった体の不調がでてきたと言われます。
残念ながら年齢とともに体の回復力や免疫力、筋肉の柔軟性などは歳を重ねるにつれて落ちてくる傾向があります。
ですので若いときには寝れば治ったと言う場面であっても、年齢ともに鍼灸や整体の施術などによる体のケアや日頃の注意が大切になってきます。
なんでもかんでも体の不調を歳のせいにするのは良くないのですが、年齢ととも体の不調について意識を高めていく必要があります。
実のところ私も年齢とともに体の不調を感じ、日頃から体のケアをすることの重要性を感じています。
朝に肩がジーンと痛い、ぎっくり腰になる、疲れがとれにくい、長く寝ると腰が辛い、不整脈がでる、夜更かしが辛いなど20代にはなかったことが30代の後半から多くなってきました。
患者さんとのお話の中で聞いていたのでそいうものなのかと理解はしていましたが、「これのことか!」と実感しています。
自分で経験して聞いていた意味をよく理解できました。
ただ、年齢相応の体の変化は誰でも体験していくことではありますが、その影響をなるべく小さくしたり、予防していくことができることもあります。
歳を重ねるとともにより自分の体と向き合い、大事に体を労る機会を増やしていくことが大切です。
自分の体のために今日からできることをはじめたいと言う方は、まず早く寝ることを意識してみてください。
家事や用事をしていて寝るのが遅くなったり、ゆっくりする時間が夜しかないという方も多いと思いますが、30分でもいいので早く寝る意識をしてみてください。
もしくは1週間の中で早く寝る日を決めてつくってみてください。
正直なところ、患者さんには早く寝ることをすすめつつ私自身は寝るのが遅いです。それでも遅くても24時までには寝ること、日曜は22~23時までに寝ることを目標にしています。
本当は日頃から22~23時に寝られると理想ではありますが実践は難しい部分もあります。それぞれのライフスタイルに応じて工夫してみてください。
年齢とともに体の不調が増えてきますが、日頃からセルフケアなども取り入れて自分の体とうまくつきあっていくことが大切です。
和田先生の写真コーナー
高野口の庚申山で撮ったモミジの写真です。
今年は季節が1~2週間ほど遅く、12月にはいってようやく見頃になってきました。
赤いモミジがちょうど見頃でした。
すきまから高野口駅が見えています。