こんにちは(^_^)
東洋医学で健康を考える蓬庵の和田です。
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お知らせ
蓬庵の裏の建物で解体工事がはじまっています。
日中は音や振動が気になる日もあると思います。
気になる方は17時以降を目安にご予約をとって頂けたらと思います。
ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いいたします。
5月の予定
5月は祝日にかかわらず、月、水、木、金、土曜日の施術です。
※カレンダーには、お休み、二十四節気、新月●、満月○を記載しています。
蓬庵通信
季節のお話
「立夏(りっか)と小満(しょうまん)」
二十四節気とは太陽の運行を基準にして1年を24等分し、約15日ごとに分けた季節のことで、中国の華北地域の気候が元になっています。
5月5日には立夏(りっか)、5月20日には小満(しょうまん)をむかえていきます。
暦では立夏をむかえ初夏へと入っていきます。木々が若緑色で新緑がとても綺麗な時期です。
小満になると暖かい日が日が多くなり(近年は暑い日も多いけれど)、陽気によりあらゆる生き物が勢いよく成長して生命力に満ちる時期です。若緑色だった木々も濃い緑色になってきます。
緑や花が美しくいい季節です。
ぜひ自然が多いところにもおでかけしてみてください。
コラム「壊すのは早い」
昨日から蓬庵の裏の建物が解体工事をはじめています。
長年空き家になっていて、家主の方も管理されている様子がなかったので台風のときなど気になってはいました。
騒音などの問題があり施術のときは困るなと思っているのですが、2週間ほどでさら地になるそうです。
おそらく50年以上は前になる建築だと思うのですが、建てるときには半年ぐらいはかかっていたのではないかと思います。
それでも解体するのは2週間ほどなんですね。今日は内部の解体などしているのかときおり大きな音がしています。
今は効率化によりどんどん家が建つのも早くなっていますが、建てるときに比べて壊すときはあっという間です。
人の体や病気というのも、体を良い状態に整えるには時間がかかることも多いですが、悪くなるのは本当にあっと言う間と感じることも多いです。
また悪化のスピードや回復のスピードは、日々のメンテナンスとの関係もあります。
家もまめに手入れをしていれば長持ちしますし、大きな修繕が必要な頻度も少なくなります。
体も日頃から手入れをしていれば体調が悪くなりにくいですし、また悪化しても回復のスピードは早くなります。
何か気になることがあれば、早めにメンテナンスをしておくことは「家」も「体」も大切です。
私は土地や家にも愛着があるので、蓬庵は不便なところや地震への不安もありながらも患者さんから「祖父母の家のような雰囲気」と言われるような状態で続けています。
生家になるご子孫の方がいるのに長年に渡り空き家のまま、そして荒れ果ててしまい解体というのは寂しさも感じます。
とくに和歌山は空き家の問題が大きな課題となっているそうです。うまく活用できる方法がもっとあればいいんですけど難しいのでしょうね。
和田先生の写真コーナー
さんろく自然塾うめだファームのシャクヤク畑(奈良県御所市)
大学の恩師の先生が育てられているシャクヤクの花を見てきました。
もともと田んぼだったところの一面にシャクヤクは圧巻です。
シャクヤクの根の部分は生薬として使われます。
漢方薬の芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)はこむら返りや筋肉のひきつりで使われる薬です。
飲んだことがある方もいるのではないでしょうか?
この品種は主に観賞用の西洋シャクヤク、さらに下の写真になる和シャクヤクの方が薬効となる成分は多いそうです。
またシャクヤクの花酵母からつくったお酒の華(どぶろく)も試飲させて頂きました。
百楽門で知られる葛城酒造(御所市)さんでつくられたそうです。
当初はアルコール度数が上がるか心配されていたようですが15度まで上がったそう。
来年は清酒にもチャレンジされるそうです。