和田先生の日々雑感(117)「舌の苔がまだらになる地図舌って?」

2018年7月28日(土)

こんにちは、東洋医学ライフを提案する橋本市の隠れ家鍼灸院こと蓬庵の和田です。

患者様の中には夏やお正月など長期休暇で実家に帰省したときに、必ず施術に来てくださるという方がおられます。お子様の場合はみるたびに成長がみられ嬉しいものです。

先日も関東より帰省中という3歳と5歳の女の子が小児はりにこられました。年に2回ほどしかこられないので、まだ数回ほどしか施術を受けたことはありません。

それでも小児はりは気持ちいいと楽しみにしてくれていたようです。今回もどちらが1番に施術を受けるかでケンカになっていました。笑顔で気持ちよさそうにうけてくれました。

小児はりはハリと名前がついていますが、専用の道具で優しくなでるように施術していくのでとても心地の良い施術です。夜泣きや癇癪(かんしゃく)などの疳の虫の症状が有名ですが、カゼ、便秘、アトピー、喘息、健康増進など対応症状は多岐にわたります。

八尾の谷岡賢徳先生(大師流はり灸療院)の大師流小児はりを使っています。

小児はりについて詳しくはコチラ→https://yomogian.com/syounihari

とくに健康状態には問題がないということでしたので、体の緊張しているところを中心に施術をしていきました。

子どもの施術の場合は、十分に本人から問診をとることが難しい場合もあるので、顔色や舌など目で見たり、脈や体になど触れることでわかる情報がとても大切となります。

妹ちゃんの舌を見るとコケが地図のようにまだらに落ちてしまっている地図舌でした。東洋医学では地図舌剥落苔といいますし、西洋医学や歯科では地図状舌といわれます。

子どもや女性に多く見られるという特徴があります。病院で統計を取ると数パーセントの人にみられたという研究もあるのでそんなに珍しくはありません。私も過去に何人も見てきました。

地図舌 剥落苔

これは他の大人の患者様に撮らせてもらた写真ですが、みなさんも鏡で自分の舌をチェックしてみてください。

西洋医学においては、原因がよくわかってはいません。ストレス、自律神経の乱れ、栄養障害、ビタミンBの欠乏、遺伝、体質異常などが原因と考えられています。またカンジダ症との鑑別が大切とされています。

コケの状態は一定でなく日によって変化しましす。

歯科医の先生はご存じの方が多いですが、他の医師はご存じがないことも多いです。基本的にはコケが落ちているだけではとくに治療などはありません。痛みがある場合などはステロイドの軟膏などで対症療法を行う場合があります。

東洋学ではこのコケが落ちるという現象も、コケが落ちている場所や舌の状態によっても変わってきますし、他にでている症状も大切になってきます。

東洋医学では、まず胃の状態に問題がないかを疑います。「胃気」や「胃陰」の損傷でみらてることがあるからです。その他にも血の不足である「血虚」でも見られることがあります。

術後・慢性病・病後などで体の弱りがあるときには上記であげた体の弱りである「虚(きょ)」のことが多いですし、そうでない場合にはストレスなど精神的な面の疲労が大きく関連していることが私が経験してきた中では多いです。

今回のお子さんの場合は、少し神経質なところがあり、春から幼稚園に行き始めたという環境の変化がありました。自宅とは違い幼稚園では先生の言うことをよく聞いてとてもお利口さんでいるそうです。

そういったことも関連していると思われます。子どもにとって幼稚園に行き始めるというのは大きな環境の変化です。きっと今まで以上にいろんなことを考えて頑張っているのでしょうね。

続けて施術していくことで地図舌は改善していきます。このような症状も、東洋医学に精通した蓬庵にお気軽に相談してください。


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