カゼや発熱のときは鍼灸を受けてよいの?(174)

さむね サムネ コラム 鍼

実は、、カゼ症状や発熱にも鍼灸は有効なんですよ!

2019年1月27日(日)

こんにちは、東洋医学ライフを提案する橋本市の隠れ家鍼灸院こと蓬庵の和田です。

よくお問い合わせがあることのひとつに「カゼをひいてしまったけど行っても大丈夫ですか?」、「カゼをひいているので予約をキャンセルします。」というのがあります。

今日はカゼ症状と鍼灸の施術について書いていきます。

カゼ症状と鍼灸

カゼ症状に鍼灸は有効か?

結論からいうと、カゼ症状に対して鍼灸でアプローチすることは可能です。

咳、鼻水、くしゃみ、ノドの痛み、痰、発熱、寒気、悪寒、頭痛、下痢、嘔吐、食欲不振、それぞれ必要に応じて施術をしていくことができます。

ただ、整骨院になど運動器を専門にしている先生の場合はカゼ症状などは得意としない場合もありますが、鍼灸を専門(とくに東洋医学的に)としている先生なら対処してくれると思います。

ですので、基本的にはカゼをひいているので鍼灸を受けられないと言うことはありませんし、受けてるその場で症状が落ち着いてくるものもあるので患者様がビックリされることもあります。

蓬庵はお一人お一人の施術なのでカゼ症状でも積極的にお受けしますが、ウイルス感染によるものもあるので、他の患者様、とくに小児はりの子どもと同じ時間にならないように注意をしています。

高熱のときはどうなのか?

整骨院や施術所によっては高熱の場合は施術を断られた方もいると思いますが、鍼灸を専門としている先生なら施術は可能です。

大人よりも子どもの熱をみさせて頂くことが多いですが、高熱に対する処置というのも鍼灸の中にはあります。井穴刺絡(セイケツシラク)という方法を用いることが多く、指先にあるツボから少量の血をもらす手技になります。

施術後はスッと熱が下がることも多く、一度それを経験した方は次からもお願いされることがあります。

インフルエンザのときはどうなのか?

インフルエンザも東洋医学では温病論(うんびょうろん)という考え方などから鍼灸で施術していくことは理屈的には可能ですし、実際に患者様を施術したこともあります。

しかし複数の患者様が居合わせる施術所では他の患者様の迷惑となる場合もありますので、施術してもらっている先生に確認をしてからにしてください。

それに高熱のときは施術所に行くだけでも大変ですから、家でゆっくっりすごすのも大事かと思います。

カゼのひきはじめが大事!

カゼ症状に対する施術の中でもとくに有効だと感じるのはカゼのひきはじめではないでしょうか?

施術で症状は楽になりますが、やはりひいてしまうと一定の期間は回復までに必要となります。

ウイルスや菌の感染によるものであれば、発熱といった症状も必要なことになってきますし、下痢や嘔吐というのもそれらを排出するための症状であったりします。

施術でも熱を下げるのではなく、発熱をうながすような方法をとるような場合もあります。

その点、東洋医学ではカゼの原因を、風邪(ふうじゃ)と寒邪(かんじゃ)といった邪気として考えていきますが、それらが体に入ろうとしている段階、もしくは邪気が体に入りやすい状態のときに有効です。

くしゃみや水鼻、寒気がする、背中や腕がゾクゾクする、足が冷える、皮膚がチリチリ・ピリピリなど違和感を感じる、肩が何もしていないのに凝るなど、ひきはじめの段階で施術しておくことでそれ以上はひどくなりません。

邪気が浅いところから深くまで入ってくると、はっきりとカゼ症状としてでてきます。

蓬庵では、カゼのひきはじめには手足、背中などにお灸を用いることが多いです。

カゼのひきはじめは「ハリに行かなきゃ!」です。

漢方薬では葛根湯や桂枝湯が有効とされるタイミングです。葛根湯は首がこわばり寒気がするなど、カゼのひきはじめに飲まないと有効ではないので常備しておくと便利です。

まとめ

すべての先生がカゼ症状に対処できるわけではありませんが、鍼灸はカゼ症状にもとても有効であることを覚えておいて欲しいと思います。

また、自分で車を運転して施術所まで行くのが大変な場合もあるので、自分の体の状態と相談して施術を受けるかをきめる。

蓬庵は基本的に大丈夫ですが、先生によっては受け入れない場合もあると思いますので、カゼ症状・高熱・インフルエンザでも行ってよいか先生に相談することをオススメします。

カゼ症状で予約のキャンセルを頂くことも珍しくありませんが、カゼ症状も施術しますので、普段に腰痛などの施術をしている方も、蓬庵までくるのがしんどくなければ予約のキャンセルはされずにどうぞおこしください。