口内炎に良く効くツボ(特効穴)(14)

2017年10月10日(火)

こんにちは、蓬庵の和田です。

前回は口内炎について書きました。東洋医学(中医学)では詳しく問診して原因を追及しないといけないと書きましたが、ある特定の症状に先人よりよく効くと言い伝えられるツボもあります。特効穴(とっこうけつ)と呼ばれたりします。

昭和の名灸師とよばれる深谷伊三郎先生の『お灸で病気を治した話』によると、合谷(ごうこく)・手三里(てさんり)・曲池(きょくち)というツボがよいと書かれています。どれも手の陽明大腸経というラインにあるツボです。

※詳しいツボの場所はツボの名前で検索してみてください。

私見でも実際によくお灸が効くツボであり、よく反応がでているツボだと思います。古い文献によっては手の陽明大腸経を歯脈と書いていたりと、口の中の症状によく効くことが示唆されます。

個人的にはツボにこだわらず、大腸経の反応(圧痛やゴリゴリのできているところ)がでているツボをとると効果があるように感じています。

また口内炎が出ているときには肩背部のコリが強いことも多く、それを一緒に治療しておくことでより予後がよいように思います。

口内炎の改善もお気軽にご相談ください。

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