免疫の働きを下げる7つのこと|コラム

さむね サムネ コラム 鍼

免疫の働きを下げる7つのことについて書きました。

2020年4月15日(水)

こんにちは、東洋医学で健康を考える蓬庵の和田です。

今日、新型コロナウイルスが猛威をふるっています。

いろんなところで免疫を高めるという表現を多く見かけるようになりました。蓬庵のコラムでも免疫について少し書いてみたいと思います。

免疫(Immunity)

免疫って?

今回は免疫の働きを下げることについて説明をしたいので、免疫の働きについては簡単に説明します。

免疫とは体を細菌やウイルスから守ってくれる防御システムです。

漢字が示すように、疫(えき)とは病気(流行病などの感染症)を意味し、それから免れるための体の働きです。

外部からの侵入者してくる細菌やウイルスといった病原に対して免疫細胞が働き体を守っています。

免疫細胞には、好中球、樹状細胞、マクロファージ、リンパ球(B細胞、T細胞、NK細胞)などがあり骨髄の造血幹細胞で生まれます。

生まれもって持っている自然免疫と、病原を記憶して働く適応免疫(獲得免疫)があります。

免疫と病気

よく免疫を上げるという表現を目にしますが、免疫は低いより高い方がいいのでしょうか?

実はこの表現を正確に言うと答えは「NO!」となります。

たしかに免疫の機能が低いと細菌やウイルスから体を守る能力が弱いので感染症にかかりやすくなります。

しかし逆に免疫が過剰や異常となるとおこる病気もあります。

それが困っている人も多い花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患、また女性に多い関節リウマチや全身性エリテマトーデス(SLE)といった自己免疫疾患です。

免疫と病気の関係についての説明

ですので免疫を高めると病気にならないという表現は正しくありません。

アトピー性皮膚炎がある私は、血液検査をするとよく免疫細胞に異常値がでてきます。免疫細胞も活発だからいいというものでもありません。

血液検査 好酸球の異常値

KEYポイント!

感染症にしっかりそなえるには免疫の機能が正常に働いてくれること、また免疫の機能を下げないことが大切になります。

免疫の働きを下げる7つのこと

今回は免疫の働きを下げることについて焦点をあてたいと思います。

1、寝るのが遅く睡眠不足である

2、不安や怒りなど精神的なストレスがある

3、食事の偏りや暴飲暴食がある

4、同じ姿勢が多く運動不足である

5、オーバーワーク(仕事、運動)で強い疲労がある

6、生活のリズムが不規則である

7、乳児、妊婦、高齢者、病中病後、慢性の疾患である

その他、間違った健康法、過度の喫煙や飲酒、節度のない性交も原因となる場合もある。

現代人の生活においては免疫を下げる要因となる行動であふれています。

上記であげた1~6の項目はどれも日頃の生活に関係することです。

免疫が正常に働くには、常に働いてくれている免疫の機能を下げないことが大切です。

特定の食品やサプリメントをとったり、特別なプログラムやアクションをして免疫を上げようと考えるよりも、日頃の生活をできるだけ見直し免疫が正常に働く状態を作っていくことが大切です。

まとめ

免疫の働きを上げるという情報には根拠のない方法や食品も多く注意が必要です。

まずはしっかりと睡眠をとる時間を確保することです。

仕事などの都合で難しいという方もいると思いますが、週末だけでもできるように心がけてください。

また新型コロナウイルスの影響で外出の自粛やテレワークで家にこもりっきりという方も多いです。

人の少ない場所や時間を選び軽い運動やお散歩をすることも大事ですし、それが難しければ室内でもできるラジオ体操をおすすめします。

よかったら参考にしてみてください。

タイトルとURLをコピーしました