東洋医学ライフを提案する蓬庵(よもぎあん)の和田です。
今日は、小児はりでの相談も多い「落ち着きがない」について書いてみます。
子どもが落ち着きがないのは普通です。
多くは心配しすぎ
よく小児はりでは「落ち着きがなくじっとしていない。」と相談されます。
小学生になっても授業が終わるまで座っていられないとなれば、少し対策や発達障害も視野にいれていく必要がありますが、2~5歳でじっとできない。落ち着きがない。遊んでいてもすぐに他のことに興味がうつる。これって、はっきりいって基本的にはそれが普通です。
子どもは、じっとしていない、じっとできない年齢です。自分の感情や興味があることが優先されます。
そして幼児では集中力は長くて数分といったとことです。ですからおもちゃを次から次へとだしたり、DVDもつけたのに見ない、すぐに他のやつに変えてほしいというのはそのためです。
そしてよく動き回ります。
もちろん多動や注意欠陥障害の傾向がでている場合もありますが、その場合は本当に動きが激しく突破的に走る、のぼる、飛び跳ねるなど、落ち着きがないというレベルではありません(^^;
相談の多くはお母さんの心配のしすぎで、発達障害ではないことの方が多いです。
よそのお子さんがよく見える
もちろんおとなしい子やじっとできるお子さんおられます。お母さんさんからするとそういう子が普通にみえたり、よく見えたりして我が子と比べてしまいますが、
出先やその瞬間はおとなしくかしこくみえても、本領を発揮すると全然違うということはよくあります。蓬庵でもお互いにお母さん同士が褒めあっていても、決してそんなことはないと否定されますし、逆に我が子の良い面がずっと一緒にいるため見えていない場合もあります。
子どもがおとなしいとき
子供がおとなしいときは怒られるような悪いことに集中しているとき、病気で高熱があるときです。中には高熱でおとなしいと「これぐらいでいてくれる方が助かる。」なんて言うお母さんも多いですが、やはり子どもは元気でいてくれる方がよいと思います。
逆に自閉症などの傾向がある場合はおとなしく、乳幼児のときは育てやすかったということもよく聞きます。ですので、逆におとなしすぎたり、他のことに興味を持たない方が私たちとしては心配になります。
めとめ
お母さんはそれでイライラしたりすることもあると思いますが、まずはそんなものだと理解することが大切です。
年齢とともに教えて行く必要はありますが、怒ってもできるようにはならないので根気よくやっていくことが大事ですし、少しずつ遊びとのメリハリをつけて、騒いではいけない場所では注意をすることからはじめてみましょう。
落ち着きがないのと小児はり
そして過剰な緊張や興奮による落ち着きがないのは、小児はりで和らげることができます。
落ち着きがないのは小さな子どもでは普通ではあるのですが、とてもひどい場合などはストレスや体の不快感などにより助長されている場合があります。
その場合は小児はりでサポートすることで、落ち着きがないのが改善される場合があります。蓬庵では発達障害や自閉症のお子さんにも積極的に小児はりを取り入れ効果をあげています。お気軽にご相談ください。
小児はりについて
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