和田先生の日々雑感(22)「骨折と鍼灸治療」

和歌山県橋本市の東洋医学に強い鍼灸院です。肩こり腰痛の整体院です。
和田先生の日々雑感(22)「骨折と鍼灸治療」

2017年10月24日(火)

こんにちは、東洋医学ライフを提案する蓬庵の和田です。

先日に患者様から「友人が骨折したのですが、鍼治療をすることで早く治りますか?」といった質問を受けたので書いてみます。

ラインで骨折の質問

患者様から頂いた質問

この問題は誤解を招かないように慎重に回答しないといけないことになります。

厳密に言いますと、骨折そのものの整復や固定といった骨折の処置というのは、医師か柔道整復師に限り許されており鍼灸師は基本的には治療することはできません。

もちろん骨折が疑われる患者様がきた場合には、必要に応じて氷で冷やしたりと応急処置をほどこして病院の受診をすすめます。

蓬庵では、骨折が確認され継続的な固定などの治療が必要な場合は、病院での治療の継続や信頼できる整骨院の先生への紹介をします。

骨折と鍼灸治療

では、鍼灸治療は骨折に有効ではないのか?というとそんなこともありません。

きちんと病院や整骨院で処置してもらったことが前提ではありますが、骨折部位の炎症(腫れ)や痛みを早く改善を促す治療はすることができますし、骨折により歩き方が不自然になったり、固定により関節の動きが制限されるなど、他の関節や筋肉へのダメージを最小限にリハビリすることはできます。

筋肉や関節は動かさないことにより硬くなります。それを鍼灸治療で防ぐことで骨折が治ってからの予後がとてもよくなります。

また足の骨折などではケガをしていない足への負担が大きくなるのはもちろんのこと、腰や膝への影響、さらには首にも大きく影響をしてきます。

骨折はなおったころに、負担がかかっていた他の場所(肩、腰、膝、首、足などなど)が痛くなってくるということはよくあります。そういった二次的な障害を最小限にすることができます。

病院では通院の範囲であれば骨折部位の処置のみで、そういった他の部位のケアというのは不十分になることが大半です。入院しないといけないほどの骨折になってくるとまたかわってきますが。

そしてこれは鍼灸師の先生の技術によると思いますが、基本的には遠隔治療といっ骨折の患部からはなれたところから治療をすすめていくことが多いと思います。

私の場合は井穴といった指先にあるツボと骨折に関係する経絡(ケイラク)からシラクという出血をともなうがオ血をとり経絡を疎通する手技をしたりしますし、手や腕の骨折なら首や肩、肩甲骨の周囲を重点的に治療したりします。

そういった治療により、基本となる冷却・固定・安静だけしているようも予後が良いように感じています。それを知っている患者様は病院での処置とともに鍼灸治療もされることが多いです。

ただ、やはり骨折の治癒ということになりますと、骨折の程度によりますが2~3ヶ月は必要となってきます。

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