こんにちは(^_^)
東洋医学で健康を考える蓬庵の和田です。
【お知らせ】
6月は平常通り、月、水、木、金、土曜日の施術です。
※カレンダーには、施術日、二十四節気、月齢を記載しています。
【蓬庵通信】
「芒種(ぼうしゅ)と夏至(げし)」
二十四節気は6月6日に芒種、6月21日に夏至をむかえていきます。
二十四節気とは太陽の運行を基準にして1年を24等分し、約15日ごとに分けた季節のことで、中国の華北地域の気候が元になっています。
芒種とは稲や麦など穂の出る植物の種をまく頃のことで田植えの季節です。
夏至はご存じの方が多いと思いますが、日中の時間がもっとも長くなるとされています。陰陽ではもとも「陽」のエネルギーが極まる時期といえます。
「梅雨」
本年は台風と梅雨前線がかさなり、日本の各地で被害がでる梅雨のはじまりとなりました。
皆様の地域は大丈夫だったでしょうか?
和風月名では6月は水無月(厳密には旧暦6月)と書きます。
水の無い月と書きますが、水無月の「無」は「ない」ではなく連体助詞の「の」にあたり、水の月とされるようです。
天気が良くない日もこれから多くなり湿気が多い日も増えてきます。
体の症状としては、むくみ、体のだるさ・重さ、眠気、無気力、思考低下、頭痛、めまい、胃腸症状などがでやすくなります。普段からそのような傾向がある方は症状がよりはっきりとでてきます。
また、冷たい雨は冷えを招きますし、これから暑くなってくると「湿」に「熱」が加わると「湿熱」となり痰や皮膚の炎症もでやすくなってきます。
今年は日中の外は暑くても室内や朝は寒さを感じることが多いです。例年は施術ベッドのカーペットを5月の連休にはなおしてしまうのですが、まだ少し使うことがあります。
この時期でも温かいのが心地よいと言われる方が多く、少し冷えてる傾向にあるように思います。
もうしばらくはお風呂でしっかり温まる、寒さを感じる室内では靴下をはくなどが大切です。
湿気の対策としては少し体を動かして汗をかくことも有効です。胃腸の働きも手足を動かすことで活発になります。
「紫陽花」
紫陽花も咲き始めました。みなさんも探してみてくださいね。
高野口公園の紫陽花です。