2016年5月12日
東洋医学な生活を提案する蓬庵(よもぎあん)の和田です。
患者様から頂いたこんな質問について答えていきます。
結論からいいますと、痔にも様々な種類や原因がありますが治療はできます。
痔が主訴で施術にこられた方は2名ほどですが、今までに15人以上は施術をして喜ばれてきました。
施術をする場所はお尻や患部ではありません。
中には血流の改善などのためにお尻に局所的な施術をする先生もいますが、私は手足や背中を中心に施術をします。
たしかにお尻にも「長強(ちょうきょう)」というツボなど、痔に効くとされますが最終手段だと思いますし、先人の先生方もなるべく他の場所を優先して使うことを書籍に書かれています。
自分でできる応急手当としては肘の近くにある「孔最(こうさい)」という手の肺経にあるツボが有名です。
スジが硬くなりグリグリになっているところがあります。
お灸をしたり、うまくツボを押せれば痛みが緩和します。痛みや不快感には即効性があることが多いです。
重症の場合は外科的な処置が必要な場合もありますので、痛みや出血がひどい、市販薬では効果がない場合は必ず病院でも診てもらってください。
詳しい場所は「孔最」を画像やYouTubeの動画で検索してみてください。わかりやすい説明があると思います。