蓬庵通信ではお知らせとミニコラムを書いています。
蓬庵通信
令和3年1月3日
あけましておめでとうございます。謹んで新春のお慶びを申し上げます。本年もどうぞよろしくお願い致します。
昨年は新型コロナウイルスがあり何かと落ち着かない1年でしたが、本年はもう少し落ち着いた1年になって欲しいです。
今年は辛丑(かのとうし)です。 昨年が種であれば、これからは根をのばす期間と言われます。
まだ大きな回復は見込めないかもしれませんが、じっくり物事を育てる年かと思います。
何かあっても倒れないようにしっかり守りをかためる(身体、仕事)、また自身の技術や内面をみがく1年にするといいと思います。
令和2年
令和2年12月9日
令和2年の12月は原則として月、水、木、土曜日の施術です。12月31日(木)はお休みを頂きます。新年は1月4日(月)からです。よろしくお願いいたします。
【季節のはなし】
二十四節気では12月7日に大雪(たいせつ)をむかえています。
二十四節気とは、太陽の運行を基準にして1年を24等分し、約15日ごとに分けた季節のことで中国の華北地域の気候が元になっています。
大雪は本格的な冬が到来する頃です。日本でも北の方や山間部では雪景色になり、平野におても雪が降る日もでてきます。
紅葉も終わり本格的な冬の寒さがやってきました。
朝は寒く暖房器具も必要ですし、マフラーやセーターも心地よくなってきました。
冷えの症状の方も増えてきましたし、ぎっくり腰の方も増えてきました。
寒いと筋肉はかたくなりちじこまってしまいます。その状態で無理をすると筋肉をいためてしまうので、冬はゆっくりゆっくり体をならすように動かしていくのがおすすめです。
12月21日には、もっとも陰が極まる冬至(とうじ)をむかえます。
【更新情報】
月間ブログも更新中です。ブログを見る(クリック)
紅葉も終わってしまいましたね。今年は京都の東寺、高台寺などのライトアップを見に行きました。ブログに写真をのせていますのでよかったらご覧ください。
令和2年11月9日
【お知らせ】
令和2年の11月は原則として月、水、木、土曜日の施術です。11月23日(月)は勤労感謝の日ですが平常通り施術をします。よろしくお願いいたします。
【季節のはなし】
二十四節気では11月7日に立冬(りっとう)をむかえています。
二十四節気とは、太陽の運行を基準にして1年を24等分し、約15日ごとに分けた季節のことで中国の華北地域の気候が元になっています。
まだ秋を強く感じる時期ではありますが、暦では冬に入っていきます。
暦では立冬から立春の前日までが冬となります。
立冬は冬の気配が山にも里にもかんじられてくるころのことで、 冷たい風が吹き、木々が葉を落とします。
本格的な冬の到来にむけて、 毛糸の服や暖房器具など冬支度をしだす頃です。 寒くなってきましたのでカゼをひかないようどうぞご自愛ください(*^-^*)
【養生のはなし】
中国の古い医学書には、冬を「閉蔵(へいぞう)」の季節としるしています。
「閉蔵」とは閉じてしまい込むことで木々は葉をおとし栄養を蓄え、生き物は活動量が少なくなり冬眠をして春をまつものもいます。
科学の発展により、私たちは冬の寒さや食料の不足に困ることがなく、 活動を制限されることはなくなりましたが、私たち人間も春に向けての充電の期間です。
1、夜は早く寝て、日がのぼるのを待って起きる。
2、新しいことははじめず。心静かに春がくるのを待つ。
3、外出をひかえ、温かくして自宅でゆっくりと過ごす。
4、これにそむくと、春にカゼや体調不良となりやすい。
医学書にはこのように冬の過ごし方が紹介されています。
クリスマス、お正月、新年会など、楽しいイベントが続きますが、 冬は人間にとっても春に向けての充電の期間であることを忘れてはいけません。
『黄帝内経素問』四気調神大論篇より
冬三月、此謂閉蔵。水冰地坼、無擾乎陽。 早臥晩起、必待日光、使志若伏若匿、若有私意、若已有得。 去寒就温、無泄皮膚、使気亟奪。 此冬気之応、養蔵之道也。 逆之則傷腎、春為痿厥、奉生者少。
【更新情報】
紅葉もいい色になっています。先日に高野山へ行ってきました。
ぜひみなさんも秋を楽しんでくださいね!
令和2年9月30日
【お知らせ】
令和2年の10月、11月は原則として月、水、木、土曜日の施術です。11月23日(月)は勤労感謝の日ですが平常通り施術をします。よろしくお願いいたします。
【季節のはなし】
二十四節気では9月22日に秋分(しゅうぶん)をむかえています。
昼と夜の長さがほぼ同じになり陰陽のバランスがとれている期間です。
【養生のはなし】
暑さ寒さも彼岸までといいますが、お彼岸にはいってから朝の涼しさが顕著になってきました。
秋は1日の中での気温差がとても大きくなります。日中は暑さを感じる日もまだ続きますが日が沈むと急に冷え込んできます。
服装の選択が難しいですが、日が落ちてから帰宅するときには上から羽織る服を用意したり、ストールなどを活用するようにしてください。
この時期にはカゼ、寝違え、ギックリ腰が多くなります。寝冷えしないように気をつけてください。
また夏の疲れがでている方も多いです。疲労がとれない、常に眠い、食欲がない、体がだるい、やる気がでない方がいます。
消化の良い食事を心がけ、早く寝て休息をしっかりとるようにしてください。
奈良県御所市の一言主神社に彼岸花を撮りに行きました。だんだんと秋が深まってきましたね。
令和2年8月24日
【お知らせ】
令和2年8月、9月は、平常通り月、水、木、土曜日の施術ですが、9月21日(月)は敬老の日で祝日ですが平常通りの施術をします。よろしくお願いいたします。
【季節のはなし】
二十四節気では8月23日に処暑(しょしょ)をむかえています。
処暑は夏の厳しい暑さがやわらいでくる頃のことを意味していますが、まだまだ残暑は厳しく日中の暑さは厳しい日が続きます。
それでも吹き抜ける風に涼しさを感じることが多くなり、夜や朝は暑さが落ち着き寝やすい日がでてきます。
また、セミの鳴き声が少なくなり、夜は虫の音が夏とは変わってきました。そしてこれからは台風シーズンにも入っていきますので注意が必要です。
季節は9月7日の白露にむかっていきます。
蓬庵の入口に置いていたホテイアオイの花がさきました(^_^)
【熱中症】
今年の夏休みは短く、遊びにもいけないのであっという間の休みだったと子供たちは言っていました。
私も例年は旅行に行くことも多いのですがおとなしく自宅や治療所で過ごしていました。
みなさんはどんなお盆を過ごされましたか?
さて、ここのところ気にかかっているのが熱中症です。
東京都では8月に入ってから170人(8月24日)が熱中症で亡くなっています。多くは室内でエアコンを使用していない方が多く、年齢では60歳以上が9割をしめています。
全国の死亡者数のデータがまだでていないのですが、8月でみると新型コロナウイルスの死亡者とは比にならないぐらいの人数になるかと思います。
決して人数だけで新型コロナウイルスより怖いという話にはならないのですが、多くの方が亡くなっていることを理解しておく必要があるかと思います。
高齢者の場合は気づかないうちに脱水症や熱中症になっていることが多いので、高齢のご両親だけでお住まいの場合などは電話をしてエアコンの使用をうながしてあげてほしいと思います。
またマスクの影響もあるのか、頭痛、めまい、体のだるさなど軽度の熱中症の症状をいわれている患者さんも多いです。
室内ではエアコンを使用し、こまめに少量の水分をとる、早く寝てしっかり休息をとる、しんどいときは涼しいところで休んで無理をしないようにしてくださいね。
熱中症について詳しくは↓↓
https://yomogian.com/netu.html
【季節の養生】
まだしばらく残暑が厳しいので、引き続き夏野菜をとることをオススメします。
これからはスイカよりも梨が美味しくなってきます。梨も体の熱を冷ましてくれるのでオススメです。野菜では冬瓜もよいですよ。
また、朝夕の冷え込みが強い日もでてきます。冷えるとギックリ腰や寝違えもおこりやすくなりますので、冷房をや窓を開けて薄着で寝るときには冷えすぎないように注意をしてください。
令和2年8月9日
【お知らせ】
令和2年8月は、原則として月、水、木、土曜日の施術ですが、10日(月・祝日)は平常通り、13日(木)はお休み、15日(土)はお休みとなっております。よろしくお願いいたします。
「8月の予定」
【季節のはなし】
二十四節気では8月7日に立秋(りっしゅ)をむかえています。
まだまだ厳しい暑さは続きますが暦では秋に入っていきます。
夕暮れが早くなり朝夕に涼しい風が吹くようになったり、蝉の鳴き声にヒグラシがまじってきます。暑さの中にも涼を感じることが多くなってきます。
二十四節気は処暑(しょしょ)へとむかっています。
【お盆休み】
今年のお盆は新型コロナウイルスの影響があり学校の夏休みも短く、帰省や遠出をされない方も多いようです。
東京からお孫さんが帰ってくるのを楽しみにされている患者さんも今年は帰ってこないと残念そうでした。いつも帰ってくると小児はりにもきてくれるので私も残念です。
お盆は仏教の行事だと思っている方が多いと思いますが、先祖供養の考え方やお盆にご先祖様がかえってくるという考え方は中国の儒教の影響が大きいようです。
本来の仏教は輪廻して解脱(悟りの境地にいたる)することが目的ですから、先祖を供養するという考え方はのちに結びついたものになってきます。
それでも核家族が多い現在では、離れてすんでいる家族がお盆に集まるというのはとても良いことだと思います。
今年は帰省できな場合もあると思いますが、今は映像通話ができるアプリも多数ありますからそういったものもうまく活用したいですね。
私も8月に入りZoomというアプリを活用するようになりましたが便利です。
お盆は旅行に行くことが多い私ですが、今年は自宅を中心にゆっくりすごそうと思っています。
【季節の養生】
まだ暑さが厳しい日が続きますのでキュウリ、トマト、枝豆、スイカ、夏野菜を積極的にとるのがよいと思います。
食欲がない場合はスープなど消化の良いものを食べれる範囲で食べてください。
また私の師匠はそういうときには「桃を食べておきなさい。」とよく言われていました。ですので桃もよいですよ。
続きはこちら↓↓をご覧ください。
https://yomogian.info/natunoyoujyo/
令和2年7月16日
【お知らせ】
令和2年7月は、平常通り月、水、木、土曜日の施術予定です。
7月23日は祝日ですが平常通りの予定です。
【季節のはなし】
二十四節気では7月7日に小暑(しょうしょ)をむかえています。
梅雨で天気が悪い日も多いためか比較的に厳しい暑さの日は少ないですが、セミが鳴きはじめ本格的な暑さに入る頃です。
これからは暑さの厳しい日も増えてきますので、しっかりと睡眠をとり休息をとること、そしてこまめに水分をとり熱中症にも気をつける必要があります。
二十四節気は暑さの本番である大暑(たいしょ)へとむかっています。
【蓬庵9周年】
蓬庵は本年の7月で開設して9周年になりました。
おもむろに施術を希望してくださる方を中心にはじめたので、おおやけにオープン日のようなものはないのですが届出の書類では7月6日が開設日となっています。
大きなトラブルもなくここまでやってこれたことに感謝でいっぱいです。
9年というのは本当にあっという間でした。
これからもより良い施術所となるように努力をしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
来年の10周年には何か記念のノベルティグッズを作りたいとひそかに思っています。
【夏の養生】
夏野菜も多くお店に並ぶようになってきました。
トマトやキュウリなど夏野菜は体の熱を冷ましてくれるような作用のものが多いです。
これからは暑くなり体に熱がこもりやすくなりますので、食養生として夏野菜を意識して食べるのも良いと思います。
また食欲があまりないという方もおられるかと思います。夏は少し食欲が落ちて普通です。
積極的に食べるよりも食事の量を減らして、火をとおしたものやスープなど消化によいものを選ぶのも方法のひとつです。
冷たいものを飲んだり食べたりする機会も多くなり、お腹への負担も大きくなります。
積極的に体を温める必要はないですが、お茶を常温で飲むなど体を冷やさない注意もしてみてください。
令和2年6月26日
【お知らせ】
令和2年6月、7月は、平常通り月、水、木、土曜日の施術予定です。
【季節のはなし】
二十四節気では6月21日に夏至(げし)をむかえています。
この日は夏至であり、また日食と新月が重なるという珍しい日だと話題になりました。
夏至は日の出から日の入りまでの時間が最も長い日とされています。陰陽で考えますと最も「陽」が極まるタイミングといえます。
二十四節気は小暑(しょうしょ)へとむかっています。
これから本格的に暑さが厳しくなってきます。冷房の使用、こまめに水分をとるなど熱中症には充分に気をつけてください。
熱中症についてのコラム↓↓
https://yomogian.com/netu.html
【梅雨の過ごし方】
梅雨は雨が多く気分が憂鬱なことも多いですが、お気に入りの雨具を用意するなどの雨の日が楽しくんるような工夫もよいかと思います。
私は写真を撮るのが趣味のひとつですので、雨上がりにアジサイや苔の写真を撮り楽しんでいます。
またよく聞かれることに「湿気の多い梅雨時期は何を食べたらよいですか?」と質問を受けることがあります。
食養生は人によりあう合わないがあるので食材で答えるというのが少し難しいです。健康サイトなどで良いと書かれている食材も個人的には疑問を感じるものもあります。
梅雨時期は、特別に何かを食べるというよりも○○○を取り過ぎないということがキーワードになってきます。
それは東洋医学で消化器系の働きをするとされる脾(胃)に負担がかかる、生もの、冷たいもの、脂っこいもの、味の濃いもの、甘いお菓子などを取り過ぎないことです。
これらを取り過ぎると脾(胃)への負担が大きくなり、梅雨の湿気にしっかりと適応できなくなる可能性があります。
またしっかりと睡眠をとること、適度な運動や入浴も体のダルさやむくみに効果があります。
令和2年6月11日
【お知らせ】
令和2年6月、7月は、平常通り月、水、木、土曜日の施術予定です。
6月18日に延期していましたイベントは主催者様と相談の結果、残念ながら今回は中止となりました。
【季節のはなし】
二十四節気では6月5日に芒種(ぼうしゅ)をむかえています。
芒種は、稲や麦などの穂先に芒(ノギ)を持つ穀物の種まきをする頃という意味です。芒(ノギ)とは、コメや麦などの先端の小穂のさらに先端にあるとげ状の突起の事です。
また、だんだんと梅雨入りしていくころです。
二十四節気は夏至(げし)へとむかっています。
【梅雨と東洋医学】
6月に入り緊急事態宣言で外出をひかえていた患者様からも予約を頂くようになりました。
中には2ヶ月ほど期間があいてしまった方もおり、全身がバキバキになってしまっているといわれていました。
社会もようやく平常通りに戻ってきている感じがします。
学校の授業もはじまりました。給食もはじまり、食べるのにマスクをはずしたことで「久しぶりに生徒たちの顔をみることができ安心した。」と小学校の先生が言われていました。
まだしばらくは3密をさけ注意しないといけませんね。
そして近畿地方は梅雨にはいりました。
自然界における正常な気候の変化は六気(ろっき)といい、風・寒・暑・湿・燥・熱(火)がそれぞれの季節に活発にはたらいています。
梅雨は六気のなかで「湿」が盛んとなります。
ジメジメと嫌われ者の梅雨ですが、農作物や稲の生長にはかかせない恵の雨となりますし、暑くなる夏に向けて大地に水を蓄える大事な時期でもあります。
しかし、体質的に「湿」に弱いタイプの方にとっては不快な症状が多くでてくる季節でもあります。
六気が人体に悪い影響をあたえるときには六淫(りくいん)や外邪(がいじゃ)といい、雨が多い梅雨には湿邪(しつじゃ)が大きく影響します。
疲労感、無気力、食欲不振、下痢、胃腸症状、体のだるさ・重たさ、強い眠気、むくみ、頭痛、めまい、関節痛、古傷が痛む、湿疹、不整脈など、その症状は多岐にわたります。
また「湿」は「熱」とも結びつきやすく皮膚炎などの炎症なども悪化しやすくなります。
生ものや冷たいものの取り過ぎは水を停滞しやすくしますし、脂もの・甘いお菓子・お酒は「湿」と「熱」を結びつけやすくするので炎症があるときには避けた方がいいです。
天気が悪くやる気がでにくい季節ですが、軽い運動や散歩などで少し体を動かしたり、シャワーだけでなくしっかり湯船につかるのも有効です。
現代医学的にいうと自律神経の働きが乱れやすい時期ですので、梅雨に体調が悪くなりやすい方は早め早めのメンテナンスで体調管理をしてください。
こういった梅雨の体調不良にも鍼灸の施術は有効です。
令和2年5月25日
【お知らせと季節の話】
令和2年の5月、6月は、平常通り月、水、木、土曜日の施術予定です。
二十四節気では5月20日に小満(しょうまん)をむかえてます。
陽の気がだんだんと強くなり、日中は暑さを感じる日もでてきました。天地のエネルギーが次第に満ちていくことで、自然界では植物の生長が活発になり多くの花も綺麗に咲く季節です。
また田んぼでは田植えをしていく季節になってきます。
急激に気温が高くなった日は熱中症のリスクが高まります。外出時にマスクをしている今はとくに注意をしてください。
【緊急事態宣言の解除】
本日の5月25日に全都道府県で緊急事態宣言が解除されることになりました。
長い自粛生活で疲労感を感じている方も多いのではないかと思います。
私も感染源となってはいけないので、でかけることなく自宅と施術所だけを行き来する生活が続いていたので精神的にとても閉塞感を感じていました。
緊急事態宣言が解除されたことで、 学校が再開されるなど少しずつ普段の生活に戻っていくのではないかと思います。
ただ、もうしばらくは3密をさけマスクをするなどの配慮が必要と考えています。
マスクを使用し手洗いと消毒の徹底、 予約の間隔をあけお一人ごとに換気をする 、自己の体調管理などは継続していく予定ですのでご協力をお願いいたします。
少しずつ新規の患者様やお休みされていた方の予約も入ってきています。
4月、5月は緊急でない施術以外は積極的に来院を促すようなことは避けてきたのですが、6月以降は平常通りに戻していければと思っています。
状況を慎重に判断されている方は5月中は自粛をしていただき、また6月から施術を再開されたらよいのではないかと思います。
まだ社会がもとに戻るには時間が必要ですが、しっかり体調管理をして前向きに進んで行きましょう!
令和2年5月4日
【お知らせと立夏】
令和2年5月は、平常通り月、水、木、土曜日の施術予定です。
5月6日(水)は振替休日で祝日ですが平常通りの施術の予定です。
日の出がAM5時頃と早くなってきました。明日の5月5日には立夏をむかえ暦では夏へと入っていきます。
立夏をすぎると気温が高い日も増えてきます。急に暑くなった日には熱中症も多くなってきますので注意をしてください。
【自粛のゴールデンウィーク】
例年ならワクワクするゴールデンウィークも、緊急事態宣言による自粛でおちおちと外出もできない日が続いています。
緊急事態宣言が今月末まで延長するという発表があり、まだしばらく不安な日が続くかと思うと正直なところ私もうんざりとします。
蓬庵の方針としましては、今後も患者様には緊急でない施術については自粛を推奨しますが、充分に感染予防に配慮して施術は続けていきます。
1、 マスクを使用し手洗いと消毒の徹底
2、予約の間隔をあけお一人ごとに換気をする
3、発熱など新型コロナウイルスの感染が疑われる方の施術のお断り(平時なら発熱の施術もしますがご理解ください。)
4、 自己の体調管理
やはり鍼灸院が医療施設のグループとして休業の対象外となっているのには、生活にかかせない施設としての意味があるのだと思いますし、国がそのような判断をしてくれたことに感謝をしています。
コロナ鬱、コロナ疲れ、テレワークによる眼精疲労なども盛んに聞くようになりました。施術で対処できることもあると思いますのでお気軽にご相談ください。
蓬庵としては4.5割ほど患者様の来院が減っています。結果的に収入としても同じように減少しています。同様に苦しい事業者の方は多くいるかと思います。
すぐに廃業の選択をしなければいけないような危機にはおちいってはいませんが、また新型コロナウイルスが落ち着いたらお体のメンテナンスにお越しいただけたら助かります。
みんなこのイライラの矛先をどこにぶつけていいのかわからず攻撃的になっているようにも感じます。
SNSでは見ていて不愉快になる特定の人への攻撃的な発言や人権の侵害も目につきます。
そんな中でも有意義に過ごされている方もいます。
自粛により普段より家族と過ごす時間を大事にされている方、時間があることで季節のうつろいを感じている方、新しい知識の習得のために勉強されている方などです。
遠出をできないので、私も施術所で藤の花を楽しみました。世間は新型コロナウイルスで騒がしいですが、自然は確実に夏へとすすんでいきます。
もうしばらく辛抱の期間が続きますが、今できるベストを考えて乗り越えていきましょう!
令和2年4月17日
【お知らせ】
新型コロナウイルスにより全国区での緊急事態宣言となりました。
多くのご心配の声を頂いていました大阪への通勤につきましては、当面の間はお休みとすることになりましたのでご報告しておきます。
病院はもちろんのこと、有資格者による鍼灸院は休業の対象外となっています。今後は変更があるかもしれませんが、可能な範囲で施術は継続をしていきます。
緊急でない場合は施術をひかえて頂くのもひとつだと思いますし、またしっかりと健康を管理をするのも大事だとは思います。
判断が難しいことではありますが、検討して頂けたらと思います。
当面は以下のことに留意して、定期的にこられている患者様を中心に施術は続けさせて頂きます。
1、 マスクを使用し手洗いと消毒の徹底
2、予約の間隔をあけお一人ごとに換気をする
3、発熱など新型コロナウイルスの感染が疑われる方の施術のお断り(平時なら発熱の施術もしますがご理解ください。)
4、 自己の体調管理
その他、気になることがありましたらお気軽にご相談ください。
令和2年4月10日
【新型コロナウイルス対策】
二十四節気では清明(せいめい)をむかえ、日中は心地のよい日差しがある日が多くなりました。自然界では多くの生命が活発に活動をはじめるエネルギーに満ちあふれた時期です。
本来ではとても季候の良い時期なのですが、収束しない新型コロナウイルスの話題がつきません。
タレントの志村けんさんが亡くなられたことで多くの悲しみ、また緊急事態宣言がでたことによる不安や恐怖も大きくなっているように感じます。
蓬庵につきましてもできる範囲の感染症対策をおこなっています。
- 手洗いと消毒の徹底
- 予約の間隔をあけ換気をする
- 発熱など感染が疑われるケースの施術のお断り
- 自身の体調管理
また大阪での施術も時差通勤や通勤日を減らすなどの対応をとることになりました。電車での通勤のため元気であってもウイルスキャリアになっている可能性がゼロとはいえません。
そのため緊急を要しない場合や新型コロナウイルスの感染が気になられるという場合は、しばらく予約を見送るのも方法のひとつかと思います。
心配はなにより免疫を下げてしまいます。
十分に「睡眠」をとる、バランスの良い「食事」を心がけ暴飲暴食をしない、散歩やラジオ体操など適度な「運動」をする、またしっかりと「笑う」というのも免疫が正常にはたらくには有効と言われています。
厚労省の見解では私たちの業務は停止の範囲にではないということです。今後に何かしらの変更があるかもしれませんが、感染症対策をおこないながら当面は施術を継続する予定です。
正常に免疫が働くには体調管理による健康の維持はかかせません。またこのような状況であっても仕事が忙しく疲弊している方、長期的に子供が自宅にいることで心身ともに追い込まれている方もいます。
今後の状況をみながら休業の判断をするときがくるかもしれませんが、当面は十分に感染症対策をおこない施術させていただきます。
令和2年3月25日
【桜咲く】
朝夕や室内はまだ寒さを感じますが、この1週間で日中の気温が一気にあがりました。日当たりの良い外でいるととても心地よい日が続いています。
施術では、中学生、高校生といった受験生と関わることもあります。受験のプレッシャーによるストレス症状や長時間におよぶ同じ姿勢での勉強のため腰痛や肩こりなどのケアをさせて頂くこともあります。
わらせて頂いた中学生と高校生は無事に合格が決まり進学先が決まったと報告がありました。まだ資格試験を受けた専門学生の合格発表が残っています。みんなに桜が咲いて欲しいです。
近くの桜も花が咲き始めました。今朝の通勤途中に撮ってきました。
少し春の養生のお話もしておきます。
中国の古典に黄帝内経素問(こうていだいけいそもん)があります。その中の「四気調神大論篇」には春の過ごし方が書かれています。
春三月、此謂発陳。天地倶生、万物以栄。夜臥早起、広歩於庭、被髮緩形、以使志生。
私見を含みますが意訳すると以下のような感じです。
春は「発陳」といい「発生」の季節です。天と地にあるすべてのものが生き生きと芽吹き栄えます。日が暮れたら休み、朝は日が昇る頃には起き、結んでいる髪はほどき、のびのびと散歩をして体を動かす。そして新しいことをはじめようという意欲、ワクワクする気持ちを大事にする。
いろんなものが芽吹く発生の季節であることを理解する。のびのびと体を動かす。意欲やワクワクする気持ちを大事にする。このことがポイントになってくると思います。
まずはお散歩をして少し体を動かすことからはじめてみてください。
令和2年3月16日
【彼岸の入り】
高野山では雪が降ったりと、この数日は寒の戻りで少し寒い日となっています。暑さ寒さも彼岸までといわれ明日には彼岸の入り、3月20日(金)には二十四節気の春分をむかえていきます。
日中の気温は暖かい日が増えてきますが、まだ朝夕の寒さは残っていますので注意が必要です。
春は陽気が強くなってくるので「気」が上にあがりやすく冷えのぼせが多くなってきます。真冬のように積極的に体を温める必要はなくなってきますが、まだ冷やさない意識をしっかりもっておくことは大切です。
昨日に薄着で露出の多い服で電車に乗られている妊婦さんをみかけました。妊婦さんは冷やさない方がいいので、本当はもっと気をつけてほしいところです。
また新型コロナウイルスも終息の気配はまだみられません。時間がたつにつれて多くのデマや信頼できない情報も増えてきました。
あおさ、納豆、亜鉛、各種ビタミン、正露丸など、特定の何かを食べたら良いというような情報も多くあります。基本的には特定のものにこだわらず旬の食材も取り入れバランスのよい食事を心がけたら良いと思います。
ウイルスそのものよりも、間違った情報、身近な感染者の犯人捜し、風評被害、経営不振、過剰な不安や恐怖といったものの方が脅威と感じられるような時期になってきました。
全国の店頭からトイレットペーパーなどの紙製品が消えたときには、その多くの人の心理状態に私は本当に恐怖を感じました。
考えれば不安は要素はキリがないですが、基本となる感染症の対策をして、冷静に情報を判断していかないといけないと思います。
これから桜も咲く良い季節です。しっかり体調管理をして乗り切っていきましょう。
令和2年3月7日
【休校と啓蟄】
新型コロナウイルスの影響で学校が休みになったことで、お子様と一緒に施術にこられる方も多いです。
蓬庵は、お一人おひとりの施術ですので待合室でお子様も安心してお待ち頂けます。他の方はいないので、少々ぐらいなら騒いでも大丈夫です。 畳の待合室なので、中には我が家のように過ごして待っているお子様もいます。
小学校の先生も施術していますが、急な休校でまだまだ大変だそうです。子供たちがずっと家でいると、親子ともにイライラしてくると思います。施術でリフレッシュしにきてくださいね!
二十四節気は啓蟄(けいちつ)に入りました。冬に隠れていた虫がでてくるように、体の不調もでてきます。冬の間は氷がはって沈んでいたゴミが、温度があがり氷もとけてゴミも浮き上がってくる感じでしょうか。
とくに春は胸から上の症状が多くなり、花粉症、耳鳴り、不眠、頭痛、めまいなどがでてきやすくなります。
また、アトピーなどの皮膚炎なども一時的に悪化しやすいです。早め早めの体のケアをお願いいたします。
令和2年2月15日
【コロナウイルス】
和歌山でも感染者がでたことで、コロナウイルスの話題をよく聞くようになりました。基本的には体調管理、うがい、手洗いが大切です。
メディアは不安をあおっていますが、ウイルス学者の見解を聞いている限りでは、現段階では必要以上に不安になるようなものではないと判断しています。
まずは自身の体調管理も大切です。早く寝る、バランスのよい食事を心がけてください。
令和2年2月1日
【新型コロナウイルス】
新型コロナウイルスが騒がれていますが、大事なのは他のウイルスと同様に、うがい、手洗い、体調管理、人混みをさけるです。
マスクはウイルスの飛沫をふせいでも、予防としては不十分とされていますので、マスクが売り切れているからとそこまで神経質になる必要もないかと思います。
感染していても症状がでない方もいてるように、免疫がしっかりしていれば症状がでないといえます。
早く寝て疲れをためないことも大切です。寝不足は免疫を低下させます。
【確定申告】
施術ごとに領収書を発行している方には再発行ができませんが、そうでない方は昨年分を発行させて頂きます。お気軽にお声かけください。
令和2年1月3日
【新年のご挨拶】
謹んで新春のお慶びを申し上げます。本年もより良い施術ができるように努力をしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
施術は明日から平常通りでさせて頂きます。まだ予約に余裕がありますので、お気軽にお問い合わせください。室内や日陰は冷え込みますが、太陽の日差しのあるところではとても暖かく感じます。
お正月はよく高野山に行くのですが、今年は雪がありませんでした。やはり今年はあたたかいのでしょうね。本年が皆様にとって良い1年になりますように。