忘己利他?猛虎利他?(155)

2018年12月10日(月)

こんにちは、東洋医学ライフを提案する橋本市の隠れ家鍼灸院こと蓬庵の和田です。

少なくても月に2冊以上は本を読むようにしていますが、最近に買ったのこの本です。

瀬戸内寂聴さんと秘書の瀬尾まなほさんの『命の限り、笑って生きたい』 (2018/11/17)です。対談形式なのでインタビューしたものを本にしたという感じです。

内容は瀬尾まなほさんエッセイと『おちゃめに100歳! 寂聴さん
と重なる部分も多いですが、個人的に勉強になったのは勘違いしていた言葉に気づけたことです。

患者様との会話の中で「もうこりた」という言葉がでてきたのを、私の頭の中ではそれを「猛虎利他」と変換していたんです。「猛虎のごとく他の利を考える」そういう解釈をしていました。

実際には「忘己利他」と書いて、意味は「己を忘れて他の利を考える」でした。

意味的には同じような解釈をしていましたが、「猛虎」と「忘己」では随分と違いますね。

天台宗の開祖である最澄(さいちょう)さんの言葉に『己(おのれ)を忘(わす)れて他(た)を利(り)するは慈悲(じひ)の極(きわ)みなり』という言葉がり、そこからきているようです。

天台宗ではとても大事な教えとのことです。勉強になりました。

瀬戸内寂聴さんは96歳にもかかわらず、今も精力的に本を書かれています。その元気の秘訣はなんなのかと本をチェックしています。

若い秘書さんがいるのもとても刺激になっているようですし、日々を楽しむことを大事に、今日が最後かもしれないと毎日の食事も楽しまれるそうです。

遺書を書いている暇がない、最後は仕事をしながら死にたい、それを秘書の瀬尾まなほさんに一番先に見つけてもらえたら、というような言葉でしめられていました。それは本音でしょうしそれだけの信頼をしているのがわかります。

私も元気が続く限りこの仕事を続けたいと思うところです。

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