和田先生の日々雑感(148)「鍼灸国試、こんなタイプの人は要注意?」

2018年11月5日(月)

こんにちは、東洋医学ライフを提案する橋本市の隠れ家鍼灸院こと蓬庵の和田です。

前回の記事で試験勉強で大切なことを書いた続きで、もう少しだけ書いてみたいと思います。また一般の方にはあまり関係のない投稿でごめんなさい。

和田先生の日々雑感(147)「試験勉強で大切なこと」
2018年11月3日(土) こんにちは、東洋医学ライフを提案する橋本市の隠れ家鍼灸院こと蓬庵の和田です。 昨日、知り合いの先生がこれから国家試験を受ける人にむけて勉強計画についてブログで紹介されているのが目に付き、自身も国家試験...

こんなタイプの人は要注意?

先輩、同級生、後輩をみていてこういう人は要注意というのがあります。当てはまる人は自分の力だけでは難しいので、早めにアドバイスをもらって対策をされた方がよいかと思います。

その1、勉強量が不足している人

これはどうしようもないのですが、勉強量が不足して知識が合格のラインに到達していないと確実に落ちます。勉強嫌いで遊んでいて勉強量が足りなかった人は自業自得としか言えません。

鍼灸の学校は受験の難易度がそんなに高くありません。そのため受験勉強の経験があまりなく、勉強の習慣ややり方がわからない人も多いです。自分だけではうまく勉強をできない人は一緒に勉強をやる人をさがしてやる、必ず時間をきめてやるなど習慣を作ることが大切です。

また病気など身体的な理由で十分に勉強できない人、社会人で家事・育児・仕事などが理由で勉強できない人もいます。

でも、国家試験があるのは学校に入った時点でわかっていることです。年齢的なことをいうと私も現役の頃からすると徹夜はしんどいですし、記憶力や根気がなくなってきていると自覚していますので社会人で入学している人は新しいことを覚えるのが本当に大変だと思います。

それでも年配の方、仕事や家事と勉強を両立している方であってもきちんと一発合格で国家試験に合格している先生をたくさん知っています。コツを聞いていると毎回の授業をとても大事にしていましたし、必ずその日に復習をするなど日々の努力を大事にされていました。

まとまった勉強時間をとるのが難しいので、短い時間や学校での時間をとても大事にされていた印象です。また先生に質問にいくなど勉強の効率も大事にされていました。

その2、勉強しても成果がでない人

勉強は人一倍しているのに成果がでない人っています。試験の勉強はすればよいというものではありません。やはり傾向やでやすい部分というのがあるので、効率よく勉強をすすめる必要があります。

ひとつの科目のすごーく細かいところまで丁寧に勉強しているタイプの人に多いです。解剖学に時間をとられて他のことを勉強できなかったとか、、、まずはよくでてる基本問題をおさえて余裕があれば細かいところの勉強にすすむべきだと個人的には思います。

これは定期試験で再試験をうける友達に勉強を教えてあげていて思ったことです。

勉強している部分や仕方に問題がある可能性が高いので、先生や勉強ができる友達に勉強する計画や勉強メニューをたててもらったり、勉強の仕方を教えてもらった方がよいと思います。

勉強の習慣はあるので、このタイプの方はコツさえわかれば大丈夫だと思います。

その3、問題を理解するのでなく覚えようとする人

問題にでている文章のどこが間違っているのか、問題にでているキーワードを説明できるかが鍵になってきます。ただ問題を丸暗記するようなやり方では出題の傾向が変わってしまうと挫折してしまいます。問題をとけても選択肢の中でわからない部分は調べて確認しておく必要があります。

その4、専門的なことや臨床が好きな人

とにかく解剖学や東洋医学など一部の科目だけ飛び抜けて詳しい。学生なのに臨床家にまじって勉強会などに所属していて施術がとてもうまい。はい、はっきり言ってこのタイプの方も国家試験に落ちる人が多いです。

国家試験は総合問題なので一部の科目だけでとびぬけて点数を稼ぐというのは無理です。全体的に基本的な部分をおさえて、余裕がある科目はさらに詳しく勉強をすることが大事だと思います。

あと学生だけど臨床にふれていまっている人も要注意です。よく先輩の先生がいう「学校の勉強は役に立たない。」「学校で教えていることは間違っている。」、この言葉を鵜呑みにしてはいけません。

これを友達にも言いってしまっている人はかなり要注意です。

その先輩の先生たちはきちんと勉強して国家試験に合格した上で言っている言葉です。たしかに言われた発言には同意できる部分もあります。

私も1年生の頃から臨床家の先生にまじって勉強会に参加していたので、学生の割には施術する技術もありましたし、学校は何を教えているんだと疑問に思うこともありました。

それでも言われたのが、学生のうちから臨床に関わると学校の勉強が楽しくなくなる。それでも国家試験に受かることがスタート地点なので学校の勉強と臨床はわけて考える。解剖学や生理学なども施術していくうえでとても大切な部分であるということです。

常に釘をさされる形で臨床もならっていたので、学校の勉強も頑張ってやりました。国家試験に受かっての鍼灸師です。ただ施術をできるだけではダメですし、人に鍼灸をすることは許されません。

大学のときに○○先生の勉強会に参加している人の成績が悪い、しまいには国家試験に受からない。なので行かないようにという非公式な通達もありました。

ただ、最終的にはその○○先生でなく受からなかった個人の問題だと思います。

私は定期試験の前日が勉強会でも、国家試験がある月であっても、先輩の先生に「そんなことは事前にわかっていることでしょ?、事前にきちんとやっておけば1日ぐらい変わらない。」なんて言われて勉強会には参加していました。

今から思うとスパルタだなぁと思いながらも、複数の先生から合格祈願のお守りを頂いたり、受かったら喜んでもらえたりと、今から思えばありがたかったと思います。

なので学生のうちは専門馬鹿や臨床馬鹿にならず、総合的に勉強をしてほしいと思います。

まとめ

少し特徴を書いてみました。鍼灸師の国家試験は面接などがあるわけではないので、必ずボーダーラインの点数さえクリアすれば誰でも合格することのできる試験です。

受験生は大変だと思いますが、人生で集中して試験勉強をする期間は本当に短いので時間を効率よくつかって勉強して欲しいと思います。そしてなにより健康管理に気をつけて欲しいと思います。

頑張れば、春には大変だけど楽しい鍼灸師ライフがやってきます!

受験生のみなさん勉強がんばって!