楽しみや趣味ってありますか?(62)

2018年1月17日(水)

こんにちは、東洋医学ライフを提案する橋本市の隠れ家鍼灸院こと蓬庵の和田です。

蓬庵の問診ではこんなことも聞くことがあります。

「趣味はありますか?」

「何か楽しみはありますか?」

「好きなことは何ですか?」

聞いてみると大半の方が趣味と言えるものはない。もしくはもう長いことやっていないと言われます。治療院ですから体調が悪い方が多く来られます。そのため趣味によっては痛みがあってできないなどが理由の場合もあります。

どうして趣味を聞くかと言いますと、痛みなど症状の場合は、趣味が症状の原因や体の負担なっていないか、症状がどれだけ回復しているかという目安に使う、頑張って治してまた趣味をするんだという目標、そういったことを理由とします。

また趣味は気晴らしとしても大切なことです。楽しいことや体を動かしているときには「気」の流れがよくなります。そのため「気」の流れが悪くなったり停滞をおこすストレスやイライラが強いときには大切です。

イライラや強い緊張などのストレスがあると「怒り」の感情と深く関わる肝の臓の働きが悪くなります。肝の臓には疏泄(せそつ)作用といって、疏とは疏通、泄とは発散、昇発の作用があり「気」を円滑に行き渡らせ、またすぐにイライラしたりしないように精神活動も調節しています。

専門的な東洋医学の病名では、肝の臓の働きが悪くなり「気」の流れが悪くなっている状態を、肝気鬱結(かんきうっけつ)、肝鬱気滞(かんうつきたい)といいます。

「気」の流れが悪くなったり停滞すると、イライラしやすい、頭痛、胃痛、生理痛、胸がはる、脇が痛む、便秘、ため息、ノドのつまり(梅核気)、食欲不振または過食などの様々な症状がおこってきます。

こんな症状のときには治療だけでなく、趣味で気晴らししたり、体を動かすことも症状の改善には大切になります。

ただし趣味や楽しみがお酒の場合は注意が必要です。お酒も適度にはよいのですが、飲みすぎると消化吸収に関わる臓器に負担をかけたりと、かえってよくない場合もあります。

そして人生を豊かにするためにも趣味や楽しみがあった方がよいと思います。時間がない、お金がないと言われる方もいますが、時間やお金がなくても楽しみはみつけることができます。

私はでかけたり写真を撮ることも好きですし、年に何度かは仲間の方と琵琶湖にボートで釣りに行くこともあります。スーパー銭湯などでゆっくりすることやカフェでコーヒーを飲むことも好きです。

趣味や楽しみがない方は一緒に考えましょう。あなたの好きなことはなんですか?、趣味がない方は自分が好きなことなどをヒントに考えてみてください。ある患者様は今年の目標を少しづつ貯蓄して一眼レフカメラを買うことになりました。目標を達成できた時には、ぜひ一緒に写真をとりにいきたいですね。

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