和田先生の日々雑感(27)「心が痛いです。」

2017年11月2日(木)

こんにちは、東洋医学ライフを提案する蓬庵の和田です。

今日は患者様とのふとした会話で印象的だったことを書き留めておきたいと思います。

知り合いのヘルパーさんの方の話になるそうなんですが、病院に行ったときにドクターから「どこか痛いところはないですか?」と聞かれたときに、ふと本音がでてしまい「心が痛いです。」と言ってしまったそう。「何が私でお手伝いできることはありますか?」とドクターに聞かれ、思わず涙がでてきたそうだ。

仕事で介護をして、帰ってからは義理の両親の介護をしないといけないという状況にあるそう。とても精神的にも肉体的にも追い込まれているのでしょうね。

同様に介護で追い込まれて治療に来られる方というのは少なからずいます。

人の介護をするよりも、もう自分の方をなおさないとどうにも進めない。体がしんどくて仕方がないという方、友達のように湿布や痛み止めに頼るが気休めにしかならない。

また、気力も希望ももてない。精神的に疲労しきっている方もいます。介護による肉体と精神の疲れ、さらに金銭的な問題もあると安易に治療というだけでは解決が難しかったりします。

治療で治る見込みがあるものであっても金銭的な問題があると継続した治療が困難な場合もあり、治療者としても判断に悩むこともあります。

ただ、力になれる場合もあるので、どしようもない状態になる前に介護の悩みや疲れも相談してもらえたらと思います。