2018年7月11日(水)
こんにちは、東洋医学ライフを提案する橋本市の隠れ家鍼灸院こと蓬庵の和田です。
今日は患者様からのご紹介ではじめての方が和歌山県紀の川市よりこられました。紀の川市からは車で30分ほどかかるのですが、紹介が多い蓬庵では意外と紀の川市の患者様も多いです。
骨折は治ったが痛い
昨年の10月に階段での転倒により右足の第5中足骨を骨折して2ヶ月ほどギブスで固定していたそうで、病院では骨折は綺麗に治っているといわれたものの、歩きはじめや負荷をかけたときに足の甲に痛みと違和感がまだ残っているということでした。
骨折による影響
骨折は様々な影響を体にあたえます。骨折の治療が終わっても、その患部や周辺で痛み、違和感、突っ張りが残ることは珍しくはありません。その原因にはいくつかの原因が考えられます。
まず、骨折の患部が綺麗に治っていないなど、骨折した場所そのものに原因がある場合もあります。この場合は医師による診察や手術による対処なども必要になってくる場合があります。
また、長期的なギブスの固定により骨折した周囲の筋肉がやせたり硬くなり関節の動きが悪くなる、痛みや固定により普段と違った体のバランスで生活するため、かばって負荷がかかっていたところに影響がでることがおおいです。
※原因は他にもあります。
蓬庵の施術では骨そのもに原因があるとなれば施術の対象ではないですが、筋肉や体のバランスによる原因だとしたら有効な施術ができる可能性があります。
痛みや違和感を放置しておくとどうなるのか?
病院では骨折が治るまではしっかりとみてくれますが、その後のリハビリなどは不十分となってしまうことも多いので、ほおっておかずに鍼灸院などで施術することが大切になってきます。
その理由として、筋肉が硬くなってしまった状態をそのままにしておいておくと、硬くなり関節の可動域がせまくなったり、後々に古傷として痛む、また関連する他の場所の症状を誘発することがあります。
肘をしっかりと曲げられない、正座ができない、腕があがらない、指が曲がらない、長時間の同じ姿勢ができない、腰痛になった、つっぱりが残る、過去にも骨折は治ったが以上のような症状がでているという方がたくさんこられています。
スポーツをされる方の場合ではパフォーマンスの低下につながりますので、しっかりと治しておくことが大切です。
痛みがとれたらOKなのか?
骨折の場合はレントゲンにより患部が綺麗に治っているかの確認も大切ですし、腫れや痛みがとれてくるということもまず指標となってきます。
しかし骨折だけでなく筋肉や靱帯も損傷している場合は、痛みがとれても完全には治っていない場合もあります。スポーツをやっている方に多いのですが、不完全な状態で運動を再開することにより痛みがでてくることもあります。
また上記でも書いたように、長期による固定などでは関連する部位にも影響がある場合もあるので、そのあたりも改善しておくことが大切です。
今回の患者様の施術
今回は足の症状ですが、関連している筋肉や状態を確認して腰からの施術を行いました。施術後は痛みと違和感が軽減したとのことでした。
1回では難しい状態ですが、あと数回の施術でよくなってくれるのではないかと思います。
愁訴として、過去にスキーで靱帯の損傷をしており左膝がまっすぐとのびきらない状態でしたが、全身のバランスを調節することで、左膝の状態も随分とよくなりまっすぐと立てるようになりました。
骨折後の痛みと違和感のまとめ
骨折の治療後に患部が綺麗に治っていても、痛みや違和感が残っている場合にはしっかりと鍼灸などで施術をしておくことは、その後の体の状態にも大きく関係します。
そういった症状もお気軽に蓬庵までご相談ください。
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