第2回てい鍼ワークショップについて(188)

第2回てい鍼ワークショップ開催についてのお知らせです。

2019年4月9日(火)

こんにちは、東洋医学ライフを提案する橋本市の隠れ家鍼灸院こと蓬庵の和田です。

はり師、鍼灸学校の学生さんが対象となりますが、刺さないハリてい鍼のワークショップの第2回を開催することになりましたのでお知らせます。

てい鍼ワークショップ

第2回の開催に関して

今回は前回のワークショップを踏まえて、作るだけでなくきちんと使えるということにもう少しフォーカスしたいと思い作成編実技編にわけました。

ある程度の経験があり、てい鍼を使える方の参加者を想定していましたが、実際には初心者やはじめて手にするという方が多かったのが実際です。

そのため、ただ自分オリジナルの道具を手にするだけでなく、基礎的な使い方をきちんとできるようになることが大事ではないかと思うようになりました。

使い方を知らずに武器だけをもたせて戦場に行ってもリスクしかありません。

てい鍼には注意点もあると思っています。

まれに感覚が敏感な先生(もしくは患者様)は、てい鍼を使うことで気分が悪くなったりもします。ツボ押し棒のようなちょっとしたものなのですが、意外と強い力を持った道具です。

てい鍼は便利ですが万能な道具ではないし、「気」や「イメージ」など感覚の世界にのみとらわれてもいけないと思っています。

今回も参加者のレベルに応じてですが、「気」や「イメージ」などについてもお伝えする予定です。

初学のときに私がそうでした。

刺す鍼も十分にできないのに、接触鍼や「気」の世界にすごく興味をもちました。しかしそれしかできないのは、臨床家としての幅をせばめることになりますし、ベースの技術や理論がないものは非常に弱いです。

また感覚的なものは、自分の体調により大きく左右されることもあります。そのため先輩方や師匠に、まずは基本的なことをきちんとできるようになるように忠告をうけました。

そういったことを踏まえた上で学ぶ必要がある道具だと個人的には思います。

ただ、使えないのと使えるのでは、間違いなく使えた方が便利な道具です。刺す鍼が苦手な方、また刺す鍼が難しい場面でも活躍してくれます。

そしてその刺激はとても心地の良いものです。

私の使い方は、東京九鍼研究会に関係する先生、また石原克己先生がこられているときにセミナーや飲み会で聞いたこと、北辰会系の流れを学んでる師匠にならったこと、大師流の小児はりにおける皮膚をみること、またたくさんの鍼を買いあさって自分で体感したことがベースとなっています。

機会がある方は九鍼の勉強会、また大師流の勉強会で皮膚のことを勉強されるのもよいと思います。

個人的にはホシャを考えて経絡治療や難経の理論といった使い方はしませんが、基本的な道具の使い方として流派や派閥にとらわれない内容なので、各々の臨床で応用はしてもらえると思います。

魔法のようにパフォーマンスをみせるだけでなく、きちんと理解を深めてもらえる機会にしたいです。

手の感覚の良し悪し、ベースとなる技術や理論があるなしにより、できるようになる範囲は違うと思いますが、てい鍼を引き出しや鍼ケースにいれたままというのはないようにしたいです。

「鍼灸ってすごくおもしろい。」と最初に思ったのが、学生のときに知った「てい鍼」でした。てい鍼のちょっとした刺激で効果がでることにビックリしました。

同じように「鍼灸はおもしろい」と感じてもらうことが、今回の大きなテーマのひとつです。

てい鍼ワークショップの詳細

日時:平成31年4月28日(日)

作成編の内容:てい鍼の素材や形状による違いを知る、基本的な使い方、てい鍼の作成例の紹介と作成

実技編の内容:皮膚や筋肉に対して物理的な刺激によるアプローチ(押す、なでる、あてる、さする、叩く)、経絡・経穴に対するアプローチ、上実下虚(火曳之鍼)へのアプローチ、「気」や「イメージ」を使ったアプローチ(かざす、その他)

場所:鍼灸治療所蓬庵(和歌山県橋本市高野口町向島84-13)

アクセス
所在地・交通 【蓬庵の所在地】 〒649-7206 和歌山県橋本市高野口町向島84-13 【公共交通機関でお越しの場合】 JR和歌山線の高野口駅より徒歩で10分 南海高野線の橋本駅よりタクシーで13分 【自...

不便な場所で申し訳ないのですが、電動工具を使ったり細かい金属粉もでますので、当方の施術所での開催とさせて頂きます。

駐車場は計2台(1台は軽のみ)となります。お仲間の方は乗り合わせなどして頂けると助かります。

時間:作成編10時~、お昼休憩、実技編14時~(終了時間は17時をめどにしますが、時間の許すかぎりお伝えします。)

定員:計5名、

参加費:作成編 5500円、実技編 10000円 (学生 7000円)、当日にお支払いください。

両方に参加される場合はあわせて15500円(学生12500円)となります。

実技編のみ学割を設定しています。どちらかのみの参加も可能です。てい鍼を日頃から使いこなしている先生は作成だけで大丈夫かと思います。

持ち物:作業用の手袋(軍手ではなくゴムや革のもの、ホームセンターなどで500円ぐらいで売っています。薄手やサイズが合ってないものはNGです。)、服を汚したくない方はエプロン、マスクやゴーグル(気になる方)、てい鍼(すでに持っている方)

服装:土間で作業をするので動きやすい運動靴やスニーカーできてください。短パンやスカートはNGです。

申し込み:直接に蓬庵か、SNSなどのメッセージからご連絡ください。当日のキャンセルはご遠慮ください。悪質な場合は参加費を請求させていただく場合がございます。

ケガのないように十分に配慮しますが、自己責任で十分に注意して実施して頂きます。

※てい鍼は厳密には一般医療機器非能動型接触鍼として分類されることがあります。

今回は、てい鍼の特性を知るための研究目的で、作成するということをご理解してご参加ください。販売されますと法律に抵触するおそれがあります。

なお、和歌山県福祉保健部健康局薬務課に助言を頂き安全に留意して実施します。

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