こんにちは(^_^)
東洋医学で健康を考える蓬庵の和田です。
【お知らせ】
4月は平常通り、月、水、木、金、土曜日です。
お休みの予定はありません。
4月29日(土、祝)も施術しております。
【蓬庵通信】
「清明(せいめい)」
4月5日に二十四節気の清明(せいめい)をむかえています。
清明は、立春、雨水、啓蟄、春分に続いて5番目に当たる春の節気です。
二十四節気とは太陽の運行を基準にして、1年を24等分し、約15日ごとに分けた季節のことで、中国の華北地域の気候が元になっています。
清明は、清らかで生き生きとした様子を表した「清浄明潔(せいじょうめいけつ)」という言葉からきており、春は桜や桃などの花が咲き、自然界すべてのものがエネルギーであふれた清らかで美しくなる季節です。
もう桜は散ってしまいましたが、多くの花が咲き、ウグイスの鳴き声、ツバメもみるようになりました。
そして、ときおり雨の日もあるのが清明という季節の特徴です。
畑仕事では、土をおこして、夏に収穫をしていく野菜の種まきをしていきます。
そのため畑には雨も必要になりますし、花粉や黄砂でよどんだ空気も洗い流してくれます。
「春は肝の季節」
また、春は「肝の臓」の季節です。
「肝の臓」にまつわる症状もおこりやすくなります。五行でみていきますと「肝の臓」には「目」や「筋」や「怒」といったキーワードが入っています。
本来は、のびのびと植物が上にのびるように私たちの体も活動的になり「気」や「血」の巡りが活発になる季節です。
しかし「気」や「血」に不足があったり、抑うつされるようなことがあると「肝の臓」の働きが悪くなり症状がでてくることがあります。
筋肉がひきつったり痛みが出る、気分の落ち込みやイライラしやすいなど精神的に不安定になったりもします。
東洋医学独自のルートの考え方でる経絡(けいらく)でみていくと、足の付け根のソケイ部のあたりの痛みやひきつりを感じられる方もいます。
春は「気」を停滞しないように、体も精神的にものびのびと過ごすことが大切です。
天気が良い日には外出を楽しむのもよいリフレッシュになると思います。
春の体調不良も気軽にご相談下さい。
