東洋医学による春の過ごし方(185)

さむね サムネ コラム 鍼

東洋医学による春の過ごし方について書いていきます。

2019年3月15日(金)

こんにちは、東洋医学ライフを提案する橋本市の隠れ家鍼灸院こと蓬庵の和田です。今回は春の過ごし方について書いていきます。

東洋医学の春の過ごし方

黄帝内経素問

中国の古い本に黄帝内経素問(こうていだいけいそもん)という、東洋医学のバイブルのような書物があります。その書物に基づいて春のすごし方について書いていきます。

四気調神大論篇

春は「発生」の季節といわれています。

植物や動物などすべてのものが芽生え、万物のすべてがいきいきと栄える季節です。

夜は夜更かしをすることなく早くねる、朝は早く起きてゆったりと庭を散歩し、髪をむすんでいるのをほどき、体をのびのびと動かす。

つまり、春に芽生える植物や動物と同じように、わたしたち人間も、心と体ともに生き生きとすごして、春の陽気(ようき)を体に発生させましょう。

地上にあふれる春の陽気を胸いっぱいに取りこんで、体の中にもあふれてくる春の陽気をはぐくむように大事に育てましょう。

これは春の「発生」に応じたすごし方です。

これに反した生活をしていると、春に活発になる肝臓の活動が悪くなり、夏になって体調がわるくなりやすくなります。

これが春の過ごし方です。

黄帝内経素問 四気調神大論

春三月、此謂発陳。天地倶生、万物以栄。夜臥早起、広歩於庭、被髮緩形、以使志生。生而勿殺、予而勿奪、賞而勿罰。此春気之応、養生之道也。逆之則傷肝、夏為寒変、奉長者少。

冬のようにじっとして過ごすのではなくて、春に芽吹く植物のように、心も体ものびのびとすごす。

趣味や運動を我慢することなく楽しむ、新しいことにもチャレンジする。これが春の過ごし方です。