和田先生の日々雑感(69)「痛い場所が治療のポイントとは限らない」

和歌山県橋本市の東洋医学に強い鍼灸院です。美容鍼灸、美容針もおまかせください。
和田先生の日々雑感(69)「痛い場所が治療のポイントとは限らない」

2018年1月26日(金)

こんにちは、東洋医学ライフを提案する橋本市の隠れ家鍼灸院こと蓬庵の和田です。

今週にこられた新患様、症状は左肩の痛み、右足底のシビレ、右のお尻から膝裏にかけてのつっぱりや違和感、などを訴えられました。

症状の経過、仕事の内容などを詳しく聞いていくと痛みが出ている側に負担がかかる業務内容ということがわかりました。

負担のかかる側の筋肉の緊張が強く、肩は肩甲骨の可動域が悪く急に悪化したものでなく長年の積み重ねもありそうでした。

またおしりから足の症状は前屈により増悪します。整形外科では軽い坐骨座骨神経痛の部類に入ってくるものです。

赤は症状の場所、青は症状が改善する場所

治療をしていくには指標をたてていかないと適当に治療することになってしまいます。そのためある程度どこを治療すると症状が改善するのかという指標をたてていきます。

複数のポイントを刺激しながら痛みの動作をしてもらい、症状の変化を確認していくとおしりから足の症状はふくらはぎの上部外側(腓腹筋)、左肩の痛みは左肩の前面(小胸筋)、右肘の外側(腕橈骨筋)で症状が緩解して良い変化がありました。

体にはいろんなルートや法則があります。東洋医学の経絡(けいらく)を意識することもありますし、筋膜のつながり(アナトミートレイン)を意識することもあります。

痛みの場所に対する鍼治療も有効ですが、他のところにも原因がある場合はそれだけでは不十分になります。

そのため全身を大きくとらえて原因をさぐっていくことが大切です。

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