和田先生の日々雑感(18)「代脈(だいみゃく)」

和歌山県橋本市の整体治療院です。頭痛やめまいや不眠をはじめ自律神経失調症の実績多数です。鍼灸で不眠が治った。
和田先生の日々雑感(18)「代脈(だいみゃく)」

2017年10月17日(水)

こんにちは、東洋医学ライフを提案する蓬庵の和田です。

今日は「代脈(だいみゃく)」というタイトルにしました。「代脈(だいみゃく)」ときいて意味がわかるでしょうか?

昔はお医者さんに診てもらうことを、脈をみてもらうと言ったりしました。ですので、主治医の先生が都合が悪い場合などに代理のお医者さんに診てもらうことを代脈といいました。今の言い方でいいますと代診(だいしん)ですね。

最近は寝る前に落語を聞いたりしています。落語を聞くことは先輩の先生方の複数から勧められたことがあります。話す時の間の取り方や笑わせ方など、学ぶことは多いと言われます。

落語の中にはお医者さんやお灸がでてくるお噺もあるのですが、落語の中にも「代脈」という噺があります。これもお医者さんのお噺です。大先生がまぬけな弟子に代診で往診にいかせるという内容です。

他にも、葛根湯医者、手遅れ医者、金玉医者、夏の医者、泳ぎの医者など、お医者さんに関係するお話があります。最近はYouTubeでも気軽に聞くことができるのでよかったら聞いてみてください。

はなしの中では、脈をみて、舌をみて、お腹をみて、という説明がでてきます。子供の頃に行っていた近所の小児科の先生は必ず両手の脈、舌や爪をみて、症状によりお腹もみていましたが、今から思うと漢方薬もだされていたので東洋医学的な診察をしていたのだと思います。

最近は東洋医学的に脈や舌を診れるお医者さんは少ないのではないでしょうか!?

西洋医学的には脈をみるときには脈拍を数えていることが多いですが、実は脈にはたくさんの名前がついており種類があります。その中にも代脈(たいみゃく)というのがあります。脈についても少しだけ紹介します。

七表・八裏・九道に分類し二十四脈と呼びます。
七表の脈:浮脈・芤脈・滑脈・実脈・弦脈・緊脈・洪脈
八裏の脈:微脈・沈脈・緩脈・濇脈・遅脈・伏脈・濡脈・弱脈
九道の脈:長脈・促脈・動脈・牢脈・短脈・結脈・細脈・代脈・虚脈

国家試験にもでるので、八裏の脈は「美(微脈)人(沈脈)の感(緩脈)触(濇脈)、ち(遅脈)ふく(伏脈)軟(濡脈)弱(弱脈)」とゴロ合わせで覚えたものです(笑)

・代脈(たいみゃく)
脈が飛んでいる時間が長いが規則的である。原因は、臓器の衰微、風証、痛証、七情による驚恐、打撲による損傷とされています。